入荷した本の中からとほん店主が私的に気になる本をいくつかピックアップしてご紹介。
本を窓に例えているのがとても良かったです。本の世界にふれることは、窓の向こうのもうひとつの世界をみること。確かに本は窓みたいだなと思う。窓があることで風景をみることができるし、自分のなかに光が差し込んだり、風通しがよくなったり。
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先月末に中止となったトークイベント「オムラヂとほん」は収録となりルチャ・リブロさんのインターネットラジオ「オムライスラヂオ」にて無料公開中です。
『本が語ること、語らせること』を真ん中に、著者の青木海青子さんと私が本屋と図書館についてあれこれ。心配性過ぎる私の悩みに海青子さんと真兵さんが本を選んでくれました。ゆるいトークですがぜひ。
たとえば就職がうまくいかなかったり、就職したけどうまくいかなかったり、人生のままならなさで心が傷ついてしまっているような人は、泣いてしまうだろう。
わたしも学生の頃は自分が就職してスーツを着て会社に通うようになって、同僚とたわいのない話をする人生を過ごすイメージだったなと思い返す。
自分でお店を開いてからは機会も減ったが、旅先でその地元の本屋さんに寄るのは好きだった。そもそも本屋ありきで行き先を決めることが多くて、そうした時に「本屋図鑑」はぴったりの本。
その町の本屋にいくと、そこで暮らす人たちが感じられる。
怪我など外傷は治れば元の状態に戻り、それを健康になったと呼ぶ。でも、カウンセリングを受けるような心が傷ついてしまったときはどうやら違うようだ。自分の問題と向き合い、それを受け止めて、新たな道をみつけ歩みだす。
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